MCP
基礎

Claude Code MCP入門

MCP(Model Context Protocol)はClaude Codeを外部ツールやデータと連携させる仕組みです。MCPの概念、サーバーの追加方法、代表的な活用例を、初めての人向けにわかりやすく解説します。

公開 2026-05-27更新 2026-07-02約3分

要点

  • MCP は Claude Code と外部ツールやデータをつなぐ共通規格で、ツールごとの個別実装が要らなくなる
  • サーバーがツール・リソース・プロンプトを公開し、クライアントの Claude Code が必要に応じて呼び出す
  • 登録は claude mcp add(既定は自分だけの local スコープ)か、チーム共有の .mcp.json で行う
  • 信頼できる提供元のサーバーだけを使い、権限は最小限に絞り、認証情報は環境変数で参照する
目次

MCP(Model Context Protocol)は、Claude Codeを外部のツールやデータソースとつなぐための共通プロトコルです。MCPを導入すると、データベースやAPI、社内システムをClaude Codeの作業に取り込めます。この記事では、その仕組みと始め方を整理します。

この記事でわかること

  • MCPがどんな仕組みなのか
  • MCPサーバーとクライアントの関係
  • Claude CodeへのMCPサーバーの追加方法
  • 代表的な活用例とセキュリティ上の注意

前提知識

  • Claude Codeの基本操作
  • JSONの読み書き
  • APIやデータベースの一般的な概念

MCPとは何か

MCPは、AIエージェントと外部リソースをつなぐ「共通の接続規格」です。USB-Cのように、規格に沿ったサーバーであれば、Claude Codeから同じ作法で利用できます。これにより、ツールごとに個別の実装をする必要がなくなります。

サーバーとクライアントの関係

MCPでは、機能を提供する側を「サーバー」、利用する側(Claude Code)を「クライアント」と呼びます。サーバーは「ツール」「リソース」「プロンプト」といった機能を公開し、クライアントが必要に応じて呼び出します。

MCPサーバーを追加する

claude mcp add コマンドでサーバーを登録できます。stdioサーバーの場合、-- で区切ってコマンドと引数を渡します(--transport は省略時 stdio が使われます)。

claude mcp add filesystem -- npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem /path

プロジェクトのルートに置く .mcp.json に直接記述することもできます(チームで共有するプロジェクトスコープ。claude mcp add の既定は自分だけの local スコープで、~/.claude.json に保存されます)。

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/path"]
    }
  }
}

登録後、一覧で確認します。

claude mcp list

代表的な活用例

  • データベースへの問い合わせと結果の取り込み
  • 課題管理ツールのチケット参照
  • 社内ドキュメントの検索
  • 外部APIを介した情報取得

これらを組み合わせると、社内のデータや仕様を踏まえた実装を任せやすくなります。

セキュリティの注意点

MCPサーバーには強い権限が渡る場合があります。信頼できる提供元のものだけを使い、アクセス範囲は必要最小限に絞ります。認証情報は環境変数で管理し、設定ファイルには直書きせず ${API_KEY} のように参照します。

よくある失敗

  • 出所不明のMCPサーバーを安易に追加する
  • 認証情報を設定ファイルにハードコードする
  • アクセス範囲を広く取りすぎて不要なデータを露出する
  • claude mcp list や /mcp で接続状態を確認せず、接続エラーの原因に悩む

まとめ

MCPは、Claude Codeを外部の世界とつなぐ拡張の要です。共通規格のおかげで、さまざまなツールを統一的に扱えます。まずはファイルシステムなど身近なサーバーから試し、権限を絞ったうえで対象を広げていくのがおすすめです。

※ コマンド例は2026年7月時点のClaude Code(v2.1系)で確認しています。

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